2026/02/17 22:02
現在、ふすま紙の種類は、大きく分けて「紙」と「布」の2種類あります。
「紙」と「布」の中にも分類があるのですが、今回は「億萬金封」のお話なので「紙」の方を。
簡単に分けると…
・本鳥の子:越前だけで漉かれる、大判流し漉きのふすま紙。
・鳥の子:特号は雁皮で漉かれたふすま紙。紙色が「鶏卵の殻に似ているから」というのが名前の由来になっています。「手漉き」「機械漉き」共にあります。
・上新鳥の子:機械漉きのふすま紙。手漉き和紙の技法が機械で作製されています。
・新鳥の子:再生紙を用いて、印刷柄を施されたふすま紙です。関西では、通称「茶裏」と言います。

本来、ふすま紙は「浮け」と呼ばれる和紙を張り込んだ上にふすま紙を貼ります。
上記に記した「新鳥の子」は、この浮けを貼らずにふすま紙だけを貼ります。
とにかく、簡素にリーズナブルにするために作られたのが「新鳥の子」です。
現時点(2026年2月)、億萬金封に使っているふすま紙のほとんどが「新鳥の子」です。
ちょっとづつ、他のふすま紙の作成にも着手してゆきます。
